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2020.04.21 19:56|麻疹
新型コロナウィルスの世界的大流行で、ユニセフによる発展途上国での予防接種計画に大幅な遅れが生じていて、およそ1億人の子供たちが麻しんワクチンを受けられなくなっているそうです。
一方ではまた、新型コロナウィルスの大流行を背景に、様々な理由から不当に予防接種計画を遅らせている国々も存在しています。
これらの意味するところは、コロナ流行が静まったあとには、麻しんの大流行が世界を駆けめぐる、ということでしょう。
麻しんウィルスは、コロナウィルスより格段に伝染力が強く、感染すればほぼ100%の人に症状が出ます。ワクチンを受けることで、発症回避や症状の軽減化、重篤な合併症併発を防ぎます。

ここ千葉市では、4か月集団健診については時期をずらす、という一時的な判断はしているものの、従来、同時に実施してきたBCG接種は、予定通りに集団接種を行っています。
ほかのワクチンに関しても、接種を受ける本人やご家族の健康上に問題がなければ、時期を遅らせることなく、スケジュールにしたがって進めていくことを推奨しています。

子供たちはいま、3月以降、学校や幼稚園が長期にわたって休みとなり、保育園でも登園自粛がかかっているためか、感染症にかかりにくい条件下にあります。じっさいに小児科の外来では、発熱や下痢などの感染症の患者さんの受診は激減しています。
自宅待機中の保護者のかたもいらっしゃるかもしれません。こんなときこそ、ワクチンを受ける最大のチャンスではないでしょうか。

来春、入学を迎える年長組の子供たちは、麻しん風疹ワクチン第2期定期接種の時期です。
急いで接種を受けさせてあげましょう。
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