今、麻しんは大人の病気です。
数年前に実際に起きた悲劇です。
20代後半のお母さんが麻しんに罹患して亡くなりました。
2人のお子さんには、ちゃんと麻しんワクチンを受けさせていらしたのに、ご自身がワクチン未接種だったのをご存知なかったそうです。
過去に麻しんにかかったことがなくワクチンも受けたことのない人が、麻しんの患者さんと接触すれば、必ず麻しんを発症します。
5月にもお知らせしましたように、高校生の柔道大会をきっかけに麻しんが千葉県内で大流行しています。
けれども就学前の小さな子どもたちからは意外に患者発生が少なく、10歳以上から成人にいたるまでの、麻しんワクチン接種歴が0~1回の人たちが大半です。
入学時に麻しんワクチン接種済み証明を求める大学や医療系専門学校なども多くなってきています。
お父さま、お母さまがたも、麻しんワクチンは子どもたちと同様、2回は受けておくことをお勧めします。
接種をご希望のかたは、早めにご予約ください。
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最終更新日 : -0001-11-30